不動産業界の休日事情を知りたい!土日休み・週休2日で働ける?

 コラム 2022.06.30

不動産業界への転職を考えている人は、不動産会社はどのくらい休日があるのか、まとまった休みを取ることができるのかなど、休日の実態が気になるところだと思います。

不動産業界はお休みの日が稼ぎどきですから、平日働いて週末休みというわけにはいきません。休日働いて平日休むことになりますが、平日休みにはデメリットばかりではなくメリットもあります。

また、年中忙しいイメージとは裏腹にまとまった休みが取れることもあるので、思っているよりも働きやすい業界です。

不動産業界の休日事情はどうなってる?

週末は休めないとなると、平日はいつ休めるのか、連休は取れるのか?が気になります。不動産業界も他の業界と同様に、週休2日が主流となっています。

不動産会社は水曜日を定休日としているところが多いので、それにプラス1日という形で平日休むパターンが多いです。

週休2日が多い

不動産業界でも週休2日が定着しており、月の休みは6〜8日が一般的です。ここで注意しなくてはならいのが、「週休2日」と「完全週休2日」の違いです。

  • 完全週休2日:毎週2日の休みがある
  • 週休2日:月に1回以上2日の休みがある週がある

例えば不動産会社の求人を探していて「完全週休2日・フレックス制」と書かれていたら、「1週間に必ず2日の休みがある」という意味です。単なる「週休2日制」であれば、週に1度の休みは確定、その他に2日休める週が月に1回以上あるという意味です。

求人情報を見てみますと、完全週休2日制と書かれている求人もたくさんあります。そのような会社ですと、土日は休めなくても平日に2日のお休みが取れるということです。

長期休暇もしっかり取れる

カレンダーの休みが出勤となると、まとまった休みを取るのが難しいと思われがちですが、実際には長期休暇もしっかりとれています。厚生労働省の「平成30年度就労条件総合調査」によると、全体の平均休日日数が年間で109.9日であるのに対し、「不動産業・物品賃貸業」の休日は109.6日と若干上回っています。

また、令和3年度の有休取得状況を見ますと、全体が56.6%なのに対し「不動産業・物品賃貸業」は58.3%とこちらも上回っています。有給休暇もそれなりに取れていることがわかります。

お客様が旅行などであちこち移動する時期はお店を開けていても来客は少ないので、お盆や年末年始などはお休みする会社が多いです。この時期なら比較的まとまった休みが取りやすいです。

ゴールデンウィークは営業する会社が多い

とはいえ、ゴールデンウィークは営業する会社が多いです。繁忙期ほどの忙しさはないものの、春は人が動く時期なので、来店するお客様も多いです。

不動産関連のイベントやセミナーも多く、この時期にまとまった休みを取るのは難しいでしょう。

不動産業界のお休みが水曜日である理由

賃貸仲介店で相談しているカップルの様子

不動産会社の定休日は水曜日が多いのですが、その理由は2つあります。

1.一息つけるのが水曜日だから

不動産会社は土日が混み合います。週末休みになることはありません。物件の内見や契約手続きなどで大忙しです。契約後に必要な事務処理などは週明けにまとめて行うことになるでしょう。

そうなると、あれこれと片付けて事務処理が一段落し、ほっと一息つけるのが水曜日、というわけです。

とはいえこれは仲介業務が中心の不動産会社の例です。管理業務が中心の会社ですと、管理を担当している物件が土日休みの会社などであれば、同じく土日が休みになるパターンもあります。

2.水曜日が縁起の悪い日だったから説

もうひとつは、水曜日は縁起が悪い日とされているから、という理由です。水曜日→水→流れる→契約が水に流れる!というイメージにつながるので、水曜日はお休みにするのです。

日本人は何かと縁起を担ぐことが多いと思います。大安や仏滅に科学的な根拠はありませんが、わざわざ仏滅を選んで結婚式をする人が少ないように、不動産の契約もお日柄の良い日を選ぶ人が少なくありません。よくないイメージのある日は仕事をしないとされたのもわかる気がします。

空いててお得!平日に休めるメリット

土日に休めないと寂しいと思うかもしれませんが、平日に休めるのにはこのようなメリットがあります。

平日にしかできないことが心置きなくできる


平日に仕事をしていると、

  • 役所や銀行に行く
  • 病院に行く
  • 子供の学校行事への参加

など、仕事を休まないとできないことがあります。こんな時、平日が休みなら心置きなく用事を済ませることができます。

どこに行くにも空いている

お買い物を楽しむにも、近場の温泉に1泊で出かけるのにも、平日なら空いています。週末だと休日料金になってしまいますが、平日なら宿泊代もお得になります。

美術館や映画館も平日の日中なら空いていますし、道路の混雑も少ないはずです。人出が少なく、ゆっくりとお休みを楽しめるでしょう。

少し不便な面も。平日に休めないデメリット

平日休みはメリットが大きいですが、家族がいるとやや不便な面もあります。またライフスタイルによっては人と予定が合わなくなることもあるでしょう。

人と予定を合わせづらい

お友達と出かける時など、他の人のお休みが土日だと予定が合わせづらい場合があります。イベントなども土日・祝日の開催が多いので、仕事が休めない場合、参加できずに寂しい思いをするかもしれません。

子供と一緒に休めない

子供が学校に行っている場合、土日が休みですので一緒に出かけたいと思っても平日に出かけることができません。旅行など少し遠出する場合は、割高になってしまいますが、お盆休みなどまとまった休みが取れる時期にするしかないでしょう。

土日が休みの不動産会社はないの?

不動産会社は土日仕事、水曜日が定休日というお話をしてきましたが、土日が休みの会社もあります。

先ほども少し説明した通り、土日にが出勤になるのは仲介業務が中心の不動産会社です。仲介業務とは、物件の貸主と借主、売主と買主をつなぐ仕事で、間に入って物件を紹介したり契約手続きのサポートをする仕事です。

家を見に行くとなると、平日よりは休日にお客様が集中しますから、どうしても土日に休むのは難しくなります。お客様の都合に合わせるため、土日は営業するのです。

しかし、管理業務中心の会社なら土日が休みの可能性があります。管理業務とは主に賃貸物件の管理やメンテナンスをすることで、必ずしも土日に営業している必要はないので、土日が休みになっている会社も多いのです。

また、法人向けに物件を紹介している会社も土日休みのパターンが多いです。顧客である法人が土日休みだからです。このような会社を選べば、不動産業界に転職しても土日休むことが可能です。

まとめ:不動産業界の休みは水曜日!長期休暇も可能

不動産業界の休日は、水曜日が定休日、それ以外の日を1日プラスして週休2日としている会社が一般的です。毎週必ず2日休める完全週休2日制の会社も増えてきています。

土日が休めないと寂しい、不便だと思うかもしれませんが、どこへ行くにも空いていますし、お得な料金で利用できるというメリットもあります。

また、役所や銀行、病院、子供の学校行事など平日仕事なら休暇を取らなくてはならない用事も、平日休みなら心置きなくこなせます。

お盆休みなど、世間の人が帰省や旅行に時間を使い、来店するお客様が少ない時期はまとまったお休みを取ることも可能です。

休みが少ないというイメージのある不動産業界ですが、思っているよりも自由に休みがとれます。